多治見市モザイクタイルミュージアム

多治見市笠原町はタイルが有名な町です。モザイクタイルミュージアムは2016年6月4日にオープンしました。
我が家は2016年7月3日に家族で見に行きました。高校生以下は無料なのが嬉しいです。

モザイクタイルミュージアム外観

多治見市は10年前の2006.01. 23に土岐郡笠原町と合併しました。
モザイクタイルミュージアムの場所は、笠原町役場の跡地に建てられています。アザレアホールの斜め前です。
2016年6月4日にオープンしたばかりなので体育館前駐車場は満車で臨時駐車場もありました。
 
このジャガイモが埋まっているような外観は、かなりのインパクトですよね。
タイルの原料となる粘土の採土場の山をイメージしてデザインされたそうなんです。
世界的に有名な建築家の藤森照信さんの設計デザインです。
(建築家・工学博士、東京大学名誉教授、東北芸術工科大学客員教授)
日本全国に、この先生のファンがいるそうなので、多治見市に、これから観光客が増えそうですね。
 
入口のドアは何だか、ジブリの世界に迷い込んだような、かわいらしい雰囲気です。
自動ドアになっていますので近づくと勝手に開き、ちょっとビックリします。

モザイクタイルミュージアム1F 受付・体験工房・ショップ

1Fには受付の他に、モザイクタイルを使った作品を作ることができる体験工房があります。
500円で写真フレームなどを作成(所要時間約30分)できます。
貼り子体験(板の上で小さなタイルを並べて模様を作ります)は、所要時間約1時間で800円(要予約)です。
お土産ショップや、モザイクタイル車も展示されています。
受付で入場券を買ったら、まず4階に階段であがります。(車いすの方はエレベーターがあります。)
 

モザイクタイルミュージアム4F 常設展(有料)

薄暗いトンネルのような長い階段を上るのは、ちょっと「えっ~!」と思いますが、順路なので登っていきます。
階段は全面黄土色の土壁なので、ジブリっぽく、ちょっと別世界へのタイムトンネルかのような雰囲気です。
4階まで上がると明るい空間が現れます。天井の一部に丸い穴が開いており、
モザイクタイルが蜘蛛の巣のように飾られたオブジェが目に飛び込んできます。
雨の日は本当に雨が入ってきますよ。タイルなので雨に塗れても大丈夫という事なんでしょうね。
 
4階の常設展には昭和を感じる懐かしいモザイクタイル作品が多く展示されています。
笠原町の有志の方達がコツコツと集めた、昔のタイル商品なのだそうです。
銭湯の壁に飾られていたタイル絵画や、流し台、ご飯を炊くかまど、そしてトイレも展示してありました。
 

モザイクタイルミュージアム3F ギャラリー 企画展(有料)

3階はタイルの製造工程と歴史の展示室です。
一番奥にギャラリーの部屋があります。期間限定のイベントが開催されています。
2016年8月28日までは「Echoes Infinity −永遠なる物語−」です。
左下写真の奥に写っている「Echoes・・・」の文字の向こうに、実は隠し部屋?があります。
その事に気づかないで、企画展を見ないで帰る人もいそうだなと思いました。
子供は、このギャラリーが結構気に入って見ていました。
暗い部屋の中には白い紙片が山のように積まれていました。
紙に印字されている単語を組合せて文章を作っていきます。
単純だから面白いのかもしれません。
 
■Echoes Infinity −永遠なる物語− 大巻伸嗣
2016年6月4日(土)~8月28日(日)
http://www.mosaictile-museum.jp/exhibition/
場所:多治見市モザイクタイルミュージアム 3Fギャラリー
観覧料:500円、高校生以下無料(4階常設展も併せてご覧いただけます)

モザイクタイルミュージアム2F 最新タイル 商業エリア

2階は最新のタイルが展示されています。
施設のタイル商談や、モザイクタイルを自分の家などに施工したい人は相談できるようです。
 

モザイクタイルミュージアムの所在地・開館時間

多治見市モザイクタイルミュージアム
住所 〒507-0901 岐阜県多治見市笠原町2082-5
TEL.0572-43-5101
FAX.0572-43-5114
開館時間:9:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(休日の場合は翌平日)
入場券は常設展のみの場合は300円
3階ギャラリーで企画展がある場合は加算される場合が有り
URL http://www.mosaictile-museum.jp/

by 大竹ママ